分かりづらいテーマではありますが、その道のプロが詳しく説明。
システムエンジニア業界の現状は、どのなっているのでしょうか。近年、ITやソーシャルネットワーキングサービスが拡大し、大きく成長してきたシステムエンジニア業界ですが、その成長は今後もまだまだ伸びそうな勢いです。求人数を見ても、システムエンジニアの募集は多く、今後も需要は高まるばかりといったところのようです。システムエンジニアというと、パソコンの前での仕事が多く、残業や休日出勤も多いというイメージがあるようです。実際、納期までに決められたものを提出しなければならないため、そのようなことも多いようですが、あまりにハードなために、体調を崩したり、うつ病など精神疾患にかかる人が多いことが指摘され、職場環境を改善しようという動きも広がってきています。ただ、企業の対応は遅れ気味なのが現状なので、システムエンジニア自身もメンタル面も含めた体調管理には充分気をつけることが必要となっています。また、システムエンジニアというと、男性が多いというイメージがあるかもしれませんが、実際の現場では、女性のエンジニアもたくさん活躍しています。これまでは、長時間勤務や女性が長く働ける制度が整っていなかったために、女性エンジニアが増えないという状況がありましたが、最近は、女性が働きやすい制度を整える企業が増えて、女性エンジニアの活躍の場も増加しています。そのため、結婚、妊娠、出産、子育てなどライフスタイルを変えなければいけないステージを迎えても、働き続けられる会社が出てきています。女性でエンジニアを目指している人や転職を希望している人は、その会社の技術や製品などに加えて、働きやすさを考えて選ぶと、長く安心して働くことができるかもしれません。給料については、現在、平均年収550万円といわれていますので、他の業界、職種と比べると決して低くはありません。仕事内容や会社によっても差はありますが、ここ数年は同じような金額で推移していますので、今後もこのくらいが維持されるのではないかと見られています。ただし、システムエンジニアの場合、業務に役立つ資格を取ることによって、給料アップが見込める場合もあります。そうでなくても、仕事の幅を広げるためには、資格取得はおおいに役立ちます。特に転職を考えている人は、今後も、資格が大きな武器になることは間違いありませんので、将来のために計画的に資格取得を考えてみるといいでしょう。